【トレーニング順に理由あり】
神経系 → 心肺系 → 筋力系が“正解”のワケ
運動を指導する立場として「練習の順番」はとても重要なポイントです。
同じメニューでも順番により効果が変わります。
特に成長期の子どもやスポーツ選手にとって、神経系・心肺系・筋力系のトレーニングをどの順で行うかで、効果の出方やケガのリスクが大きく変わってきます。
🧠【神経系トレーニングは最初が鉄則】
スキルアップの鍵を握るのが、神経系(コーディネーション)トレーニング。
反応速度やバランス、複雑な動作をコントロールするためには、脳、神経、体力がフレッシュな状態であることが不可欠です。
体力が残っている練習の最初に行うことで、以下のようなメリットがあります:
- 正しい動きが脳に定着しやすい(動作学習)
- 集中力が高く、無駄のない動作が可能
- ケガのリスクも最小限に
ラダートレーニングやアニマルウォーク、ボールタッチなどはこのタイミングがベスト。試合はフレッシュな状態で望みますよね?その状態に近いのがベスト。疲れていては間違ったフォームが身についてしまいます。
❤️【心肺系は“中盤”がベストな理由】
タバタ式などの心肺機能強化トレーニングは、筋肉が極度に疲労する前に行う必要があります。
理由はシンプルで、筋肉が先に限界を迎えてしまうと、心肺機能をしっかり追い込めないから。
つまり:
- 心肺トレを後回しにすると、走れず“手抜き”に…
- 中盤なら心拍数もしっかり上がり、脂肪燃焼や持久力強化に効果大!
注意するのは筋トレではないので全力で追い込めるメニューを選ぶこと。その選択は子供によって違います。
💪【筋力系は最後でOK】
筋トレは筋繊維に直接刺激を入れることが目的で、神経の精密なコントロールや持久力はそこまで求められません。
また、負荷をその時の状態によって選択、調節できます。
そのため、ある程度疲れている状態でも効果が出やすく、安全にも配慮できるのが特徴です。
また、筋トレのあとすぐに栄養補給→休息という流れを作れるので、回復効率もアップします。
フォームを重視、子供のうちは追い込みすぎないように気をつけます。また、成長期のため脊柱に負担がかかるようなメニューは避けます。
🏁【まとめ:トレーニングは順番が命!】
| 順番 | 種類 | 主な目的 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ① | 神経系 | 動作学習・バランス感覚 | 集中力・脳の活動が必要。最初がベスト |
| ② | 心肺系 | 持久力・心肺機能向上 | 筋疲労する前に行って最大効果を狙う |
| ③ | 筋力系 | 筋力アップ・体幹安定 | 疲れててもOK。最後に行うことで回復もスムーズ |
🏥 接骨院の現場からひとこと
この順番を意識するだけで、ケガの予防・トレーニング効果・継続性すべてが良くなります。
当院でも、子どもからアスリートまで、科学的に効果的な練習順序を提案しています。
日々の運動にぜひ取り入れてみてください!