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イチロー式スクワット

先日、「スクワットではつま先より膝を出しても良い」というテーマでブログを書いたところ、ある選手から「イチローが“つま先より膝を出さない”と言っていた」という話を聞きました。スクワットは膝を出しても良いブログはこちらから

実際にその動画を見てみると、確かにイチロー選手がトレーニングの指導をしていました。しかし、イチロー選手が行っていたのはスクワットではなく、「ルーマニアンデッドリフト」という種目に近い動きでした。

ルーマニアンデッドリフトは、膝をあまり曲げずに股関節を中心に動かすエクササイズで、ハムストリングス(もも裏)や臀部(お尻)を主に鍛える種目です。スクワットとは動きのメカニズムが異なるため、「つま先を出さない」というよりも、「膝関節をあまり動かさず、股関節を主に使う」という意識が大切になります。

イチロー選手は、股関節を柔らかく保つために、ハムストリングスや殿筋に効くトレーニングを取り入れているように見えました。股関節の可動域を広く保つことは、パフォーマンスの維持やケガの予防にとって非常に重要です。

つまり、スクワットとルーマニアンデッドリフトではフォームの考え方が異なるということです。トレーニングを行う際は、種目の目的やフォームの違いを理解したうえで、正しい動きを心がけるのが大切ですね!

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